
ジメジメとした梅雨の季節。アートメイク施術を受けたのに薄くなってしまったらどうしよう…と不安を抱えていませんか?
実は、梅雨どき特有の湿度やマスク、紫外線などはアートメイクの大敵です。
この記事では、梅雨にアートメイクが薄くなりやすい5つの原因と対策を詳しく解説します。
具体的な対策方法を知ることで不安を解消し、雨の日でも自信を持てるはずです。
梅雨でも崩れない美しいアートメイクを手に入れるための秘訣を一緒に探ってみましょう。
梅雨のときアートメイクは薄くなりやすい?
せっかく施術したアートメイクが梅雨の時期は薄くなりやすいと聞いて不安を感じている方もいるかもしれません。
そこで今回は、梅雨時にアートメイクが薄くなりやすい原因と対策について、医療の専門家としての見地も交えながら詳しく解説します。
湿度による色素の定着不良
梅雨の時期は湿度が高く肌が汗ばみやすい状態です。
アートメイクの施術直後は、皮膚に微細な傷ができている状態です。通常は皮膚のバリア機能が細菌や異物の侵入を防いでいますが、施術直後はこのバリア機能が一時的に低下しています。
そのため、施術部位が多量の汗にさらされると、せっかく注入した色素が汗と一緒に流れ出てしまい、色素がしっかりと定着しない「定着不良」を起こす可能性があります。
施術後数日間はとくに注意が必要で、汗をかいたらこまめに清潔なティッシュやコットンで優しく押さえるように拭き取りましょう。
ゴシゴシとこすってしまうと皮膚への刺激となり、色素の定着をさらに妨げてしまう可能性があります。
また、大量の汗をかくような激しい運動やサウナ、長時間の入浴なども、施術後数日間は避けることをおすすめします。
汗や皮脂によるアートメイクの定着不良
湿度が高い梅雨の時期は、汗だけでなく皮脂の分泌も活発になります。
皮脂は毛穴から分泌される油性の物質で、皮膚の表面を覆い、乾燥から守る役割を担っています。しかし、過剰に分泌された皮脂はアートメイクの色素を分解したり、色素が肌に定着するのを妨げたりする可能性があります。
アートメイクは皮膚の表皮という比較的浅い部分に色素を注入します。そのため、過剰な汗や皮脂の影響を受けやすく、アートメイクの定着が悪くなります。
汗や皮脂による定着不良を予防するためにこまめなケアが重要です。汗をかいたらすぐに優しく拭き取り、皮脂分泌が多い方は油取り紙などを活用して、余分な皮脂を取り除きましょう。
ただし、過度な拭き取りや油取り紙の使用は皮膚への刺激となるため、施術後1週間は適度なケアを心がけることが大切です。
マスクの摩擦による色落ち
マスクを日常的に着ける方もいると思いますが、アートメイク施術後1週間はマスクとの摩擦によるアートメイクの色落ちも懸念されています。
梅雨の時期は、マスクの内側が蒸れやすく、摩擦による色落ちのリスクがさらに高まります。マスクを長時間着用すると、マスクと皮膚が擦れ色素が剥がれ落ちてしまうことがあるためです。
マスクによる摩擦を軽減するためには、通気性の良い素材のマスクを選び、サイズも顔に合うものを選ぶことが大切です。
マスクが大きすぎるとズレやすく、小さすぎると摩擦が生じやすいため、適切なサイズを選びましょう。また、マスクの内側にガーゼやコットンなどを挟むと摩擦を軽減されるため効果的です。
紫外線による退色
梅雨の時期は曇りがちですが、紫外線は雲を透過して地上に届いています。
アートメイクの色素は紫外線に弱く、長期間紫外線にさらされると退色してしまう可能性があります。
紫外線は皮膚の老化を促進するだけでなく色素を分解する作用もあるため、アートメイクの色素にも影響を与えます。
曇りの日でも紫外線は降り注いでいるため、油断せずに紫外線対策をおこなうことが大切です。
とくに、施術直後は皮膚が敏感になっているため、紫外線によるダメージを受けやすい状態です。
日傘や帽子、サングラスを使用するなど、施術後数週間は念入りに紫外線対策をおこなうことをおすすめします。
間違ったスキンケア
アートメイク施術後のスキンケアは、色素の定着や肌の回復に影響します。
アートメイク施術から1週間の間はゴシゴシと強くこすることや、刺激の強い洗顔料やクレンジング剤を使用すると、アートメイクの色素が落ちやすくなってしまったり、炎症などの肌トラブルが生じる可能性があります。
また、乾燥した肌はバリア機能が低下しやすく、色素が剥がれ落ちやすくなってしまうため、肌の乾燥も色素の定着を妨げる原因となります。
施術後1週間はクリニックから指示されたスキンケア方法を正しく守り、優しく丁寧にケアすることが大切です。
洗顔は、ぬるま湯で優しく洗い、タオルで拭く際もゴシゴシとこすらず優しく押さえるように水分を拭き取りましょう。
保湿ケアも重要で、肌の乾燥を防ぐためにお渡しするワセリンや軟膏を施術部位に塗布し、肌をしっかりと保湿するようにしましょう。
梅雨でも安心!アートメイクの定着不良を防ぐ生活習慣6選

梅雨の時期はどうしても汗や皮脂の分泌量が増え、マスクも蒸れやすくなってしまうため、アートメイクが薄くなりやすい季節です。
ここからは、梅雨の時期に起こりがちなアートメイクの定着不良の対策となる生活習慣について、医療の専門家としての見地も交えながら詳しく解説します。
具体的な対策方法を知ることで不安を解消し、梅雨の時期も自信を持ってアートメイクを楽しめるようにしましょう。
施術後の適切な保湿ケア
適切な保湿ケアをおこなわないと、乾燥によって皮膚がより傷つきやすくなり、せっかく注入した色素が定着しにくくなってしまいます。
保湿ケアは肌のバリア機能をサポートし、肌の再生を促進する役割を担っています。
施術後、クリニックから処方される保湿剤や軟膏(もしくは指定された市販の保湿剤)を使用するようにしましょう。
保湿剤は、肌の水分を保持し乾燥を防ぐだけでなく、外部からの刺激からも肌を守ってくれます。
指示された使用方法や頻度を守り、丁寧に保湿ケアをおこなうことで、アートメイクの色素をしっかりと定着させ、美しい仕上がりを長持ちさせることができます。
洗顔時の注意点
洗顔は肌の清潔を保つために不可欠な行為ですが、アートメイク施術直後は洗顔方法にも注意が必要です。
ゴシゴシと強くこすってしまうと、皮膚への刺激となり色素の定着を妨げる可能性があります。
洗顔時は刺激の少ない洗顔料を選び、ぬるま湯で優しく洗うことが大切です。
洗顔料をしっかりと泡立て、泡で顔を包み込むように優しく洗いましょう。
ゴシゴシとこすらず、泡のクッションで優しく洗い、洗顔後は清潔なタオルでこすらずに優しく押さえるように水分を拭き取ってください。
メイク落としは優しく丁寧に
メイク落としも洗顔と同様に、アートメイク施術後の皮膚に刺激となる可能性があります。
とくにオイルタイプのクレンジング剤は、アートメイクの色素を分解する可能性があるため、施術後1週間は使用を控えましょう。
メイク落としは、お肌に優しいクレンジング剤を選び、指の腹を使って優しく円を描くようにメイクを落とします。
目元や口元など、アートメイクを施した部分はとくに優しく丁寧に扱うことが重要です。クレンジング剤を洗い流す際も、ゴシゴシとこすらずぬるま湯で丁寧にすすぎましょう。
紫外線対策を徹底する
紫外線は、肌の老化を促進するだけでなく、アートメイクの色素を退色させる原因にもなります。
施術直後の皮膚は紫外線に弱いため、曇りの日や雨の日でも紫外線対策を徹底することが大切です。
紫外線対策としては、施術1週間後からは日焼け止めクリームの使用が有効です。SPF値の高い日焼け止めを選び、こまめに塗り直すようにしましょう。
また、施術1週間以内は帽子や日傘、サングラスなども活用して、紫外線から肌を守るように心がけてください。
これらの対策を組み合わせることで、紫外線によるダメージを最小限に抑えることができます。
規則正しい生活習慣を心がける
睡眠不足や不規則な食生活、過度なストレスなどは、肌のターンオーバー(新陳代謝)を乱し、アートメイクの色素の定着に悪影響を与える可能性があります。
健康的な肌を保つためには、規則正しい生活習慣を心がけることが重要です。
バランスの取れた食事を摂り、質の高い睡眠を十分に確保し、適度な運動を心がけることで、肌のターンオーバーを正常に保ちアートメイクの色素が定着するのをサポートします。
また、ストレスを溜め込まないよう、自分なりのストレス解消法を見つけることも大切です。
定期的なメンテナンスの重要性
アートメイクは、永久的なものではありません。
時間とともに徐々に薄くなっていくため、定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスをおこなうことで、アートメイクの色を鮮やかに保ち、理想の状態を長く維持することができます。
定期的にクリニックを受診し、色素の定着状況や色落ちの度合いをチェックしてもらいましょう。必要に応じてメンテナンスをおこない、アートメイクの美しさを保つようにしてください。
浜松・静岡で理想のアートメイクを実現!クリニック選びのポイント
アートメイクは、医療行為です。
だからこそ、クリニック選びは慎重におこなう必要があります。浜松・静岡で自分にぴったりのアートメイククリニックを見つけるためのポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
安心して理想のアートメイクを実現するために、これらのポイントをしっかり確認することで、施術後のトラブルリスクを軽減し、満足のいく結果を得られる可能性を高めることができます。
専門知識と経験を持つ医師の在籍
アートメイクは、皮膚に専用の針を用いて色素を注入する医療行為です。
そのため、医師または医師の監督下にある看護師によって施術がおこなわれる必要があり、医療機関以外での施術は認められていません。
クリニックを選ぶ際には、専門知識と経験を持つ医師が在籍しているかどうかの確認が必須です。
医師の経歴や施術実績、専門分野などをホームページで確認したり、カウンセリング時に直接質問したりすると安心して施術を任せられるか判断できます。
たとえば、アートメイクに関する専門的な研修を受講しているか、施術件数はどの程度か、得意なデザインはあるかなどを確認すると良いでしょう。
最新技術と設備の導入状況
アートメイク技術は日々進歩しています。
より安全で、より美しい仕上がりを実現するために、先端技術と設備が導入されているクリニックを選ぶことが重要です。
たとえば、使用する針の種類、色素の品質、施術に使用する機器などはクリニックによって異なります。
針は、施術部位やデザインに合わせて適切な太さや形状のものが選択されます。色素は、FDA(アメリカ食品医薬品局)など公的機関の認可を受けた色素を使用しているクリニックを選ぶことができます。
また、施術に使用する機器は、痛みを抑える工夫がされているか、衛生管理が徹底されているかなども確認しましょう。先端技術と設備の導入状況を確認することで、精度の高い施術を受けることができます。
衛生管理の徹底
アートメイクは医療行為であるため、衛生管理が徹底されているクリニックを選ぶことは非常に重要です。
使用する針や器具の滅菌処理、施術室の清潔さなど、衛生管理が適切におこなわれているかを確認しましょう。不衛生な環境での施術は、感染症などのリスクを高める可能性があります。
クリニックのホームページで衛生管理に関する取り組みを確認したり、カウンセリング時に直接質問したりするのも良いでしょう。
たとえば、使い捨ての針を使用しているか、施術ごとに器具を滅菌しているか、施術室は清潔に保たれているかなどを確認すると良いでしょう。徹底した衛生管理は、安全な施術を受ける上で不可欠です。
カウンセリングの丁寧さ
アートメイクは、長期間にわたって肌に残ります。
そのため、施術前に医師とのカウンセリングで、自分の希望や不安をしっかりと伝えることが大切です。
カウンセリングでは、施術方法やデザイン、リスクや副作用、アフターケアなどについて詳しく説明を受け、疑問や不安を解消しましょう。
丁寧なカウンセリングをおこなってくれるクリニックであれば、安心して施術を受けられます。
たとえば、希望のデザインを具体的に伝えられるか、施術に伴うリスクや副作用について丁寧に説明してくれるか、アフターケアの方法について詳しく教えてくれるかなどを確認しましょう。
十分なコミュニケーションを通して、医師との信頼関係を築くことが重要です。
施術費用とアフターケアの充実度
クリニックによって、施術費用やアフターケアの内容は異なります。
施術費用は、施術部位やデザイン、使用する色素などによって変わるため、事前に確認しておきましょう。
また、施術後のケア方法やトラブル発生時の対応など、アフターケアの内容も大切なポイントです。
施術費用だけでなく、アフターケアの内容も確認し、総合的に判断することで、施術を受け、美しい仕上がりを長く維持することができます。
まとめ

この記事では、アートメイクが梅雨の時期に薄くなりやすい原因と対策、そして梅雨でもアートメイクを美しく保つための生活習慣をご紹介しました。
湿度や汗、皮脂、マスクの摩擦、紫外線など、梅雨の時期特有の環境要因がアートメイクに影響を与えることがわかりました。
対策としては、こまめな保湿ケアや紫外線対策、適切な洗顔方法などを実践することでアートメイクの定着不良を最小限に抑えられます。
少しの心がけで、雨の日でも自信を持って過ごせるでしょう。
ぜひ、これらのポイントを参考に梅雨の時期もアートメイクを楽しんでください。
当クリニックは、浜松駅から徒歩5分というアクセス抜群の立地にあります。仕事帰りやショッピングのついでにも気軽に立ち寄ることができ、忙しい日々の中でも無理なく通院できます。
駅近なので、天候に左右されず快適に通院できる点もメリットです。お車でお越しの方は、近隣のコインパーキングをご利用ください。
アートメイクは医療行為です。だからこそ、施術をおこなうスタッフの技術と経験は非常に重要です。
当クリニックのスタッフは、長年の経験と実績を持つアートメイクの専門家です。解剖学的な知識にもとづき、お客さま一人ひとりの骨格、筋肉、皮膚の状態を正確に把握した上で施術をおこないます。
また、お客さまのご希望やお悩みを丁寧にカウンセリングし、肌質や毛質、アレルギーの有無なども考慮しながら、理想の仕上がりを実現するための最適な施術プランをご提案いたします。
施術中は、痛みや不安を最小限に抑えるよう最大限配慮しています。
また、使用する機器や色素は、厚生労働省の認可を受けたものだけを使用しています。