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アートメイク完全ガイド:おすすめ施術とクリニック選び

2024/03/22

「アートメイクに興味はあるけれど、ちょっと怖い(不安)」と思われている方もいるかもしれません。
今回はそんなアートメイク初心者の方向けに、基礎知識やおすすめの施術方法、クリニックの選び方まで幅広く解説していきます。

アートメイクの基礎知識

アートメイクを一言で表すと「落ちないメイク」。
アートメイクは眉毛、アイライン、リップといった顔の様々なパーツに施すことができます。

アートメイクとは何か?

アートメイクは一般的に美容を目的(*)とした医療行為です。
化粧をする部分の皮膚に針で溝を作り、色素を入れていきます。
タトゥーよりも浅い部分(真皮浅層)に施術するため、2年程で薄くなりますが完全には消えないのが特徴です。

*病気等で毛が生えてこない方の眉・アイライン・ヘアラインの施術、乳房再建の場合に乳輪乳頭を表現する施術といった美容目的以外でも、アートメイクは利用されています。

アートメイクのメリットとデメリット

アートメイクのメリット・デメリットをそれぞれ3つずつご紹介します。

<メリット>

  • 毎日のメイクを時短できる
  • すっぴんでもナチュラルな美しさが手に入る
  • 心に余裕と自身が生まれる

<デメリット>

  • 施術時に痛みを感じる場合がある(麻酔可)
  • ある程度の費用と時間がかかる(*)
  • 2年程で薄くなる

*アートメイク分室では色素の定着やデザインの微調整のため、2回の施術をおすすめしています。
眉の場合、料金は2回で税込154,000円、1回目と2回目の施術は2週間~3ヶ月空けて頂いています。

アートメイクの人気施術部位

アートメイクで人気があるのは眉、アイライン、リップです。
ここからはそれぞれの特徴と魅力について解説していきます。

【眉毛】アートメイクの流行りとスタイル

眉のアートメイクは、毛並みを感じさせるものやグラデーション、毛並みとグラデーションを掛け合わせたもの等、様々なスタイルがあります。
以前は医療用マシンを使ったベタ塗りと言われるスタイルが主流でしたが、最近はよりナチュラルに見えるものが人気です。

【アイライン】アートメイクの種類と魅力

アイラインのアートメイクは施術部位によって、アウトライン・ナチュラルライン・インラインと大きく3種類に分けられます。

<アイラインのアートメイクの種類>

  • アウトライン:太くしっかりしたデザインが特徴で、目を大きく見せてくれる。
  • ナチュラルライン:アウトラインより自然な仕上がりで、すっぴんでも目だけが浮かない。
  • インライン:粘膜部分に施すため、ナチュラルラインよりも自然なラインに。アートメイク分室では部位によりますが承れます。

【リップ】アートメイクで得られる自然な仕上がり

リップのアートメイクは、唇のくすみを改善し周囲に健康的な印象を与えることができます。
唇の形を調整することもできるため(*)、顔全体のバランスを整えることも可能です。

*アートメイク分室での唇の形の調整範囲は、元々の唇の約1mm前後です。

施術選びのポイント(眉毛アートメイク)

アートメイクの施術方法は「手彫り」と「医療用マシン」の大きく2種類に分けられます。
仕上げたいイメージによって道具や手法が変わりますが、料金はどちらを選ばれても変わりません(*)。

施術方法の違いと選び方

アーティストはお客様のご希望や肌質等に合わせて、施術方法や道具を変えて施術しています。
ここではアートメイク分室で眉毛のアートメイクをした場合の、仕上がりと施術方法の違い、選び方についてご説明します。

<ナチュラルグラデーションの場合>

<毛並みの場合>

*一本一本の毛が比較的長く、産毛も表現しやすいという特徴があります。アートメイク分室では現在、取り扱っておりません。

自分に合ったデザインの決め方

クリニックやアーティストによってできる施術方法や持っている道具が違います。
まずはカウンセリングに行く前に、症例写真を見て自分の好みに合ったデザインをしてくれそうか、確認してみるのがおすすめです。
カウンセリングでは自分に合う施術ができるか聞いてみた上で、細かい希望や今持っている悩み・疑問を伝えてみてください。

クリニック選びのポイント3つ

ここからはアートメイクをする際のクリニック選びについて、ポイントを3つに分けてご紹介します。

【1】カウンセリングの充実度

最初のポイントは、初回のカウンセリングが充実しているかどうかです。
以下にカウンセリングでのポイントをまとめました。

<初回カウンセリングのポイント>

  • 悩みや疑問に答えてもらえるか
  • 自分の要望をしっかり聞いてもらえるか
  • 顔の輪郭や骨格のタイプに合わせた提案があるか
  • 理想に近い提案を受けられるか

【2】アーティストの経験と資格

アートメイクは医療行為にあたるため、医師免許か看護師免許がなければ施術できません。
資格を持っていたとしても、どれだけの経験があり技術があるかは、アーティストにより異なります。
クリニックを選ぶ際は、症例写真を公式サイトやSNS等で確認して、症例や実績が豊富なところを選ぶのがおすすめです。

【3】利用者の口コミと評判

利用者の口コミや評判を調べることで、実際の施術の様子やクリニックの雰囲気を知ることができます。
口コミ等はあくまでも主観のため、一つの判断材料として取り入れてみてください。

アートメイクの施術プロセス

ここからは実際にアートメイク分室で行っている施術のプロセスを詳しくご紹介します。

カウンセリングから施術迄の流れ

アートメイク分室での施術は大きく5ステップです。

<アートメイクの施術ステップ・初回>

  1. カウンセリング(約30分)
  2. デザイン
  3. 麻酔
  4. 施術
  5. アフターカウンセリング

部位によって施術時間が異なりますが、初回はカウンセリングも含めて2時間半~3時間を目安にご来院ください。

アートメイク施術後のアフターケア

アートメイクには「ダウンタイム」と言われるものがあり、部位にもよりますが1週間程度、赤みやヒリつきを感じる場合があります。
ダウンタイム中は色素を定着させるためアフターケアが大切です。

施術直後のケア方法

アートメイク施術直後の肌の表面は、小さな穴が空いており色素が流出しやすい状態です。
保湿をしっかりすることで、色素を綺麗に定着させ、適切な回復を促すことができます。

<アートメイク施術直後のケア方法>

  • ワセリンを塗って保湿する
  • 洗顔は優しく行う
  • かさぶたは自然に剥がれ落ちるのを待つ

長持ちさせるためのポイント

アートメイクを長持ちさせるためには、施術部位に過度な刺激を与えず、しっかり保湿することが大切です。

<施術後1週間避けて欲しいこと>

  • 運動やサウナ等、発汗を伴う行為(定着に影響があるため)
  • 海水浴、プール、温泉等(感染予防)
  • 施術部位の過度な日焼け
  • 施術部位のメイク

<施術1か月は避けて欲しいこと>

  • 顔の美容施術(施術部位近くの美容整形・施術部位のヒアルロン酸注入・脱毛・ダーマペン・フォト・ピーリング・ハイドロキノン治療等)
  • 肌に皮剥けや赤みが生じるスキンケア製品の使用 (ビタミンA製剤*)
    *例:ゼオスキン、エンビロン

【まとめ】アートメイクの満足度を高めるコツ

アートメイクをすることで本来の美しさが引き出され、なりたい私に一歩近づけます。
アートメイクの満足度を高めるコツは、まず「私はどんな風になりたい?」「なりたい私はどんな生活を送っている?」と自分に聞いてみること。
自分だけでは分からないという方は、ぜひ無料のカウンセリングに足を運んでみてください。

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