
花粉の季節、くしゃみや涙によるメイク崩れにうんざりしていませんか?その悩みを解決してくれるアートメイクはとても魅力的ですが、実は花粉症の症状があるときの施術には注意が必要です。
「かゆみでこすってしまったら?」
「涙でインクがにじんだら?」
このように「アートメイクはしたいけど花粉症でもできるのか」と不安を抱えている方は多いでしょう。
また、花粉症の薬を服用している方は「いつも飲んでいるアレルギーの薬は続けても大丈夫?」という疑問もお持ちだと思います。
自己判断で施術をおこない理想とは違う結果になって後悔しないよう、正しい情報と対策を知る必要があるのです。
この記事では、花粉症の方が安全にアートメイクの施術を受け、美しいアートメイクの仕上がりを手に入れるための施術前に確認すべき5つのポイントを詳しく解説します。
ぜひ最後までご覧いただき、正しい知識を身につけましょう。
花粉症の方がアートメイクを受ける前に確認すべき5つのポイント

花粉症の季節は、かしゃみや涙、肌荒れなどでメイク崩れに悩む方が多くなります。アートメイクは花粉症によるメイク崩れを解決してくれる方法のひとつです。
しかし、症状が出ているときの施術には注意が必要です。
「目がかゆいけど大丈夫?」
「薬を飲んでるけど注意点はある?」
このような不安を解消するために大切なポイントを5つ解説します。
正しい知識は、安全に施術を受けて美しい仕上がりを手に入れるための第一歩です。ぜひ記事を最後まで確認してみてください。
【ポイント1】花粉症の症状を見逃さない!かゆみ・くしゃみ・涙が仕上がりに与える
花粉症の症状は、施術中や仕上がりに影響します。それぞれの症状がどのような影響を与えるのか、以下で紹介します。
- かゆみ:施術した部分は一時的に小さな傷ができ、とても敏感です。かゆみで無意識にこすると、傷口から細菌が入る恐れがあり、インクがうまく肌になじまず色ムラの原因にもなります。
- くしゃみや咳:施術中に体が動き針がぶれるとデザインが乱れる場合があります。とくに繊細なラインを描くアイラインやリップラインでは、予期せぬズレにつながるため注意しましょう。
- 涙や鼻水:涙や鼻水が多いと、施術中に入れたインクが流れ出て、インクが薄まったり、にじんだりして定着が悪くなります。とくに目元は花粉症の症状が出やすいです。
【ポイント2】医師に相談しよう!花粉症の薬が色素定着に影響する可能性
花粉症の治療で使うお薬が、アートメイクに影響しないか心配な方は多いと思います。
普段使っているお薬は、自分で判断して中止せずに、必ず事前に施術を受けるクリニックの医師に相談しましょう。
- 抗ヒスタミン薬(アレルギーの飲み薬):かゆみなどのアレルギー症状を抑えるお薬です。インクの定着に直接大きな影響を与える可能性は低いです。しかし、眠気が出る場合があるため、当日の体調管理は大切です。服用しているお薬は、必ず事前に申告してください。
- ステロイド薬(点眼薬・塗り薬):炎症を抑える作用があり、皮膚の生まれ変わりに影響します。肌の再生能力が普段と変わるとインクの定着が悪くなります。色が入りにくくなったり、薄くなったりする可能性があるので、使用している場所や期間を正確に伝えましょう
【ポイント3】花粉の時期は避けるべき?アートメイクに適した施術のタイミングとは
アートメイクを受けるなら、花粉症の症状がない時期が理想です。症状が強い時期は、肌がとても敏感になっています。肌のバリア機能が落ちており、普段より痛みや腫れが出やすいです。
また、施術後の傷口に花粉が付着すると、感染症のリスクも高まるため注意が必要です。
- おすすめの時期:花粉の飛散が少ない夏や、飛散が本格化する前の秋から冬がおすすめです。
- 対策:ご自身の症状がひどくなる時期を避け、計画的に予約を入れましょう。
【ポイント4】ダウンタイム中の正しいケア方法と花粉から目元を守る対策
施術後の数日間(ダウンタイム)は、アフターケアがとても重要です。デリケートな肌をきれいに定着させるため、丁寧なケアを心がけましょう。花粉の季節は、いつものケアに加えて花粉対策も必要です。
【ダウンタイム中の基本ケア】
- 清潔に保つ:施術部位はこまめに洗浄し、清潔な状態を保ちましょう。
- 保湿する:クリニックで処方された軟膏を塗り、乾燥から肌を守ります。
- 刺激しない:施術部位を濡らしたり、こすったりしないように注意します。
【花粉から目元を守る対策】
- 外出時は花粉防止用のメガネやサングラス、つばの広い帽子を着用する
- 帰宅後は、顔や髪についた花粉を優しく洗い流す
- 室内に花粉を持ち込まないよう、玄関で上着を払う
- 空気清浄機を活用し、こまめに掃除をする
- 花粉が多い場所へのお出かけは、なるべく避ける
【ポイント5】花粉症の人がカウンセリングで伝えるべき事項
アートメイクは医療行為なので、信頼できるクリニック選びが大切です。とくにアレルギー体質の方は、衛生管理が徹底された医療機関を選びましょう。
医師の経験や技術、アフターケア体制も事前に確認すると安心です。
カウンセリングでは、ご自身の体質や健康状態を詳しく伝えてください。正確な情報が、安全で満足のいく施術につながります。
【カウンセリングで必ず伝えたい事項のリスト】
- 花粉症であること(症状の強さ、出る時期、部位など)
- 現在使用しているすべてのお薬(飲み薬、目薬、塗り薬など)
- 花粉症以外のアレルギーの有無(金属、ラテックス、麻酔など)
- ケロイド体質やかぶれやすいなど、ご自身の肌質について
安心してアートメイクを受けるために相談に親身に対応してくれるかを基準にクリニックを選ぶとよいでしょう。
花粉症の不安を解消し、理想の美しさを手に入れよう

今回は、花粉症の方がアートメイクを受ける際の注意点について詳しく解説しました。
花粉症でもアートメイクは可能ですが、かゆみや涙などの症状が出ている時期は避けましょう。肌が敏感な状態では、インクが定着しにくかったり、思わぬ肌トラブルにつながったりする場合があります。
安全に美しい仕上がりを手に入れるためには、ご自身の症状が落ち着いている時期を選び、事前のカウンセリングでアレルギーや普段使用している薬について正確な情報提供がが大切です。
自己判断せず、まずは信頼できるクリニックに相談して不安な点を解消することから始めましょう。
当クリニックは、浜松駅から徒歩5分の場所にあります。
お車でお越しの方は、近隣のコインパーキングをご利用ください。
アートメイクは医療行為です。
当クリニックのスタッフは、アートメイクに関する研修と経験を積んでおり、施術前はお客さま一人ひとりの状態を拝見し、丁寧にカウンセリングした上で施術プランを提案します。
また、施術中はお客さまの痛みや不安を軽減できるよう最大限配慮し、衛生管理や安全に留意した上で施術を実施します。
正しい知識を知り、丁寧にケアをおこなえば、花粉症の季節でも美しさを諦める必要はありません。施術前に注意点を理解しておくことで、安心してアートメイクに臨めます。ご不安な点があれば、どうぞお気軽に当クリニックまでご相談ください。
【アートメイク施術に関する重要事項】
医療広告ガイドラインの限定解除の要件にもとづき、以下の情報を明記いたします。
- 施術名:アートメイク
- 施術の説明:アートメイクとは、本来化粧をする部分の皮膚に針や刃物で傷をつけて色素を入れることで、皮膚を着色する施術の事です。
- 施術の副作用(リスク):発赤、痒み、腫れ、疼痛、つっぱり感、熱感、硬結、内出血、アレルギー、感染、痺れ、倦怠感、頭痛、筋肉痛、蕁麻疹、むくみ、発熱、咳、冷や汗、胸痛などを生じることがあります。
- 施術の価格:11,000円~88,000円